2015-04-12
「家づくり(ゾーニング)」建築設計における手順について
自宅の設計を進める中で、いきなり図面を描き始めるのではなく、図面は最後に描くものになります。
その建物で何を達成するのかが重要になります。その上で「間取り」が決まっていくものと思います。間取りはヒヤリングの上で建築士が提案するものになります。
土地のざっくりの形状と方位を簡単にスケッチしたものです。設計とは「ここに何を配置するか」決める作業ですので、方位は重要なものになります。
方位から生活のスペースを検討していきます。どんなデザインの家に住みたいか?和風、北欧風、というワンフレーズではなく、これから長期間生活をする場所になりますので、今後の人生という部分も考慮しながら場所の検討をしていきます。
空間の関係性をまとめたものになります。これをゾーンニングと言います。
自宅兼設計事務所ですから、会社と自宅のバランスも考慮する必要があります。
<自宅>
利用者 : 家族、友人など
考慮すること : プライバシー、生活の快適さ
<オフィス>
利用者 : 自分(社員)、お客様など
考慮すること : パブリックとしてのスペース、ON/OFFの切り替え
簡単にまとめるとこういうことになりますが、全体のまとまりも考慮しないといけません。
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中村まり子
代表取締役/一級建築士 : まりこ建築デザイン株式会社
一級建築士。浜松市内の建築設計事務所、浜松日建工科専門学校教員を経て、2015年4月に「まりこ建築デザイン株式会社」を設立。充実した人生(Quality of Life)を過ごしてもらえる建物を提案したいという想いで設計業務を行っています。プライベートでは2児の母、趣味はクラリネット演奏。
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タグ: ゾーンニング
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