2016-12-21

自宅と設計事務所　完成見学会　その２

完成見学会　その１　の続きです。1階のエリアを紹介します。

こちらは寝室になります。

上部が間接照明になっており、寝ているときに眩しくないようにしました。

寝室

窓から中庭が見えるようになっています。

中庭だけに窓を設けることで1階でも開放的にするようにしました。

ガラリ式雨戸と生垣（将来工事）で視線を遮るようにします。

南西向きの窓は陽当り抜群です！真西を向いていないので夏の西日は入りません。今はちょうど冬ですからポカポカです。

ウォークスルークローゼットです。寝室にもクローゼットはあります。ではなぜここに収納があるのでしょうか？

室内干しエリアから近い場所で、脱衣室からも近いです。

今は扉がなく解放状態ですが、暮らしに合わせて片方の出入り口をふさいでもOKです。

棚はアイロン台としても使うこともできますし、頻繁に洗濯するもの（子供服・バスタオルなど）をここにしまっておくと便利です。

洗面台はオリジナルになります。大きな鏡を正面に設置して、流し台の左側も使えるようにしました。

朝忙しいときに左側とシェアできます。

水栓はホースが伸びるタイプを採用しました。

お風呂はひのきの板貼りとハーフユニットバスの組み合わせです。水回りはTOTOを使って、シャワーヘッドはGROHE（グローエ）を使っています。

シャワーの散水パターンをボタンで選べるので、マッサージシャワーや空気を含むブクブクシャワーなどをその気分に合わせて選ぶことができます。

TOTOホームページより　Half Bath 08　左が「タイプ0」　右が「タイプ8」

ユニットバスは部屋ごとセットになっていますが、ハーフユニットバスは腰下半分しかありません。（半分だからハーフ）

造作風呂と比較して、腰下の水濡れ部分はユニットになっているので防水の信頼性が高くお手入れもラクです。

腰上の壁や天井はタイル貼りや板貼りなど、好みのデザインでバスタイムを演出できます。

脱衣所は窓が上と下にあります。

道路沿いなので、プライバシー確保のために、目隠し塀を設置します。（これから工事）

外部からの視線が気にならない「上の窓」で通風、「下の窓」から坪庭風の空間を眺めます。

入浴時のプライバシーを考慮し、脱衣室と洗面室は仕切ります。

1階はここまでです。

それでは、階段で2階へ行ってみましょう、、、。

完成見学会　その２　はここで終了です。　完成見学会　その３　へ続きます。

一級建築士。浜松市内の建築設計事務所、浜松日建工科専門学校教員を経て、2015年4月に「まりこ建築デザイン株式会社」を設立。充実した人生(Quality of Life)を過ごしてもらえる建物を提案したいという想いで設計業務を行っています。プライベートでは２児の母、趣味はクラリネット演奏。