2015-10-02

最新設備機器(ハーフユニットバス、樹脂窓)を設計に取り入れる

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今回は浴室にハーフユニットバス&檜壁の要望がありました。ハーフユニットバスとは、ユニットバスとの違いはなんでしょうか?

最近話題の樹脂窓についても見学をおこないました。

 

ハーフユニットバス とは

 

通常のユニットバスは浴室が壁・天井も含めて完全な(ユニット)になっていますが、ハーフユニットバスは浴槽よりも上の部分がない(壁がない)タイプになります。

 

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TOTO東京のショールームで見学しました。壁の部分はお洒落なタイルを施工していました。このようにハーフユニットバスは、浴槽から下の部分についてユニットバスとしての機能をもちつつ、個性的なお風呂にすることができます。

今回はタイルではなく、檜を貼ることにしました。檜風呂はお掃除が大変ですが、壁のみであれば和風な雰囲気を楽しめるお風呂になりそうです。

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浴槽と床の部分は通常のユニットバスと同じです。TOTOではこのタイプと少し丸い感じのタイプの2種類があります。

(追記)この見学のあと、「ハーフユニットバス」を採用することになりました。
壁を檜にして和風な感じを低コストで実現できました。

詳しくは、「自宅と設計事務所 完成見学会 その2」にてご覧ください。

 

樹脂窓 とは

 

最近話題の樹脂窓です。近年は窓の断熱ついても性能が高い商品が出てくるようになりました。

 

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こちらはYKKのショールームを見学したものですが、窓枠が通常アルミなのですが、より断熱性を高めるために樹脂製のものがラインナップされています。

屋外が冬の想定で、寒い外と温かい室内をイメージして、窓と窓枠がどれくらい冷たくならないかを表示しています。

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左側がアルミ窓、右側が樹脂窓です。サーモグラフィーで右に行くほど(グレードが上がるほど)外気の影響を受けにくいのがわかります。

アルミ窓がダメというわけではなく、樹脂サッシにくらべて価格が安価なこと、様々なサイズや形のラインナップが豊富なこと、窓枠がアルミであっても、窓がペアガラスになっていれば、温暖な気候の地域では十分な断熱性能を得られることなど、すべてをハイグレードにせず、限りある予算を見極めながら取捨選択していくとが大事になります。

(追記)この見学のあと、「樹脂窓を北面窓」に採用することになりました。

詳しくは、「自宅と設計事務所 完成見学会 その1」にてご覧ください。

 

おまけ

 

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「畳の小上がり」です。リビングに3畳ほどの小上がりを設置する予定です。寝っ転がるも良し、小さいをテーブルをおいて居酒屋風にするもよし、しっかりした和室でなくともこういった形で少し気分を変えられるスペースがあるというのは良いことだと思います。

 

キッチン

キッチンについてですが、以前見学した

外国製(ガゲナウ・アスコ)の食洗機&IHを見学、共働き家庭にオススメな機器でした

で見させていただいたドイツ製のガゲナウの食洗器を設置するため、キッチンの図面を作図しました。

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現在使用しているキッチンでの食器の数や調理機器の配置・配膳まで考えた結果、システムキッチンではなく、造作キッチンとなります。

大容量の食洗器を導入することで、食後のお片付け時間をかなり短縮できるのではないかと期待しています。


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中村まり子

代表取締役/一級建築士まりこ建築デザイン株式会社
一級建築士。浜松市内の建築設計事務所、浜松日建工科専門学校教員を経て、2015年4月に「まりこ建築デザイン株式会社」を設立。充実した人生(Quality of Life)を過ごしてもらえる建物を提案したいという想いで設計業務を行っています。プライベートでは2児の母、趣味はクラリネット演奏。
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