地元の優良木材、天竜杉を知ろう(山林、製材見学会)
今回の自宅は構造材に地元の「天竜杉」を使用します。12月に天竜山林見学会がありましたので、お伺いすることにしました。
天竜杉の魅力
天竜杉は地元の材料ということで、自治体からの補助もあることから浜松の建設会社では天竜材(杉・檜)を構造材として使用されることが多くなってきています。
浜松市は市町村合併で天竜市と合併し、同じ市内でもありますし、産業の育成という観点でも地産地消という観点でも、外国の輸入材料ではなく地元材を使用する意義は大きいと思います。
もちろん、旧天竜市と浜松市は距離が近く、気候風土に大きく違いがないことから、木材のかかるストレスが少ないという意味でもとても良い材料ですし、木材としても優れています。
山林見学会
12月に行われた見学会では、伐採から加工までを見学させていただくことができました。
山の上はとても寒いです。そんな中デモンストレーションで伐採を行ってくれました。
最初にチェーンソーでカットします。(音が出ます。画質は落としてあります)
その後、木が倒れていきます。(音が出ます。画質は落としてあります)
切れた面がとても鮮やかで、良い香りがしました。
年輪が樹齢を感じさせます。
伐採した木材はこのまま自然乾燥させて、木材加工会社へと引き継がれます。最終的にはどこかの建築で使われることでしょう。
木材加工(製材)
次に木材の製材工程です。森町にある「アマノ」さんにお邪魔しました。
丸太の状態から柱に加工するためにカットしていきます。
丸太が機械でカットされている様子がわかると思います。(音が出ます。画質は落としてあります)
さらにカットしていきます。(音が出ます。画質は落としてあります)
ここまでくると、材木になってきましたね。
完成された木材はさらに乾燥を行います。
そして倉庫から建設会社へ出荷されていきます。自宅の木材も地元天竜杉の無垢材でアマノさんで製材されたものを使用します。
生産者が見えるというのはとても良いことですね。製材された材木は大工さんによる手加工でカットして上棟することになります。
中村まり子
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